肉筆画
基底材に和紙を使い、墨、岩絵具、水干絵具等の日本画材を用いて制作した絵画作品です。
まず下書きを和紙に転写し、墨を使って線描を施します。(骨描き)その後、膠(にかわ)と練り合わせた水干絵具、岩絵具(共に日本画で使用する着色料)で彩色します。日本で古来から扱われる、伝統技法です。
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肉筆+CG
画仙紙に墨で描いた線描画を高解像度でスキャンし、PCにデータとして取り込みます。その後PC上で彩色し、完成させます。
この方法の利点は、色と構図の変更が容易であること。また、コストも最低限に抑えられるところが強みと言えます。雑誌等のイラストレーション制作は、基本的にこの方法で行います。
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白描 鳥獣ギガ
肉筆画のひとつとなりますが、「白描」とは線描のみでなされる表現のことです。平安時代後期に確立した「鳥獣人物戯画」(東京国立博物館 他)は、その当時の世相を動物たちが風刺する、現代のマンガやアニメーションに繋がる作品と言われています。
Kiji-Maru Works(雉◯)が扱う鳥獣戯画では、そのテーマを現代に移し、このキャラクターを利用して、各地でワークショップ等を行っています。
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